書かねばならぬ

書いては消して、消しては書いての繰り返し。

帰省したくない考 その2。

 前回投稿より続きます。親不孝とか言われようが、帰省したくない人にはその人なりに理由があるのです。

 mentoko3.hatenablog.com

 

大豪邸でもない限り、一家で帰省して宿泊には無理がある

夫実家が近距離であろうが、息子と食事あるいは飲み交わしたい親の陰謀(もう、そうとしか思えない)により、宿泊を余儀なくされる場合が多いです。しかし、よく考えてください。夫の実家、大豪邸でもない限り、宿泊するには無理があるのです。

先日、メ~テレで人気リフォーム番組の再放送を見ていて、唖然としました。

夫婦と娘二人で暮らしていましたが、娘二人は結婚し家を巣立ち、夫婦二人の暮らしになりました。しかし、時折(むしろ頻繁だろ…)、娘二人が孫たち(全員、女児)を連れてきて、食卓を囲んだり一晩を過ごすという。今は、孫たちが小さいからいいが、この先、大きくなると狭くて嫌だからリフォームしてというもの。

よく考えてください。元々、夫婦と娘二人で暮らしていた家は、この家族構成において適しているサイズです。家を買う時点において、夫婦+子の構成で暮らすことを前提にしているため、夫婦を頂点にした一族郎党が揃う場としては考慮しているはずもありあせん。そこに娘の子やパートナーが来て過ごすとなると、明らかにキャパオーバー、もしくは快適な環境ではないのです。

また、宿泊など長時間滞在するとなると、トイレ問題やお風呂問題などがあります。これだけでも長々と文章が書けます。例えば、世の中には突然の来客が宿泊するには向かない給湯システムというのがあり、この多くは家の設計時に取り付けたシステムに依存します。かーさんの自宅(実家じゃないよ)は、そうです。4人家族向けの必要量しか給湯しない設備がついています。

現代社会における一般的な規模の家は夫婦とその間の子(2~3人?)向けです。一族郎党を呼んで、泊めるには向きません。

だから帰省を拒みたくなる

一時的に留まる程度なら耐えろよと言われそうですが、上記場合は娘が実家に帰るということであって、夫の実家へ行くとなると話は別。夫は自分の実家では妻を放置して好き勝手します。多くの場合、妻に自分の親の相手を押し付けて寝ます。

このような状況で、耐えられますか?

平均的なファミリー向けの家(マンションでも)では、逃げ場がない。しかも、夫はというと、自分の親の相手を妻(=他人の娘)に押し付けて寝るんです。これを年に数回といえども長年に渡り繰り返していると、妻は夫実家への訪問(=年末年始の帰省)なんぞしたくはなくなります。

ましてや、泊まるのが前提で『会いに来てくれ』的に言われることもあるかもしれません。しかし、この言動+息子の実家での好き勝手を繰り返すと、嫁的に妻的には嫌になるのではないでしょうか。そんなんだから、嫁に嫌われると考えてください。

 

以上、自身も二人の息子がいるかーさんが長いところ考えた、帰省したくない理由(夫実家ver.)でした。まだまだ続きます。

長々とお付き合いありがとうございました。